皮膚科

皮膚科とは

皮膚科のイメージ写真

皮膚科では、皮膚疾患全般にわたる診療を基本的に保険診療にて行います。
ブツブツが皮膚にできている、肌が赤く腫れている、皮膚にかゆみの症状がある、いつの間にかいぼができていた、虫に刺された、日焼けで肌が痛いなど、皮膚に異常や不安を感じましたら、速やかにご来院ください。
また爪や毛髪も皮膚の一部ですので、これらの疾患についてもお気軽にご相談ください。

以下のような皮膚疾患や皮膚症状が診療対象となります(例)

  • 湿疹・かぶれ
  • ニキビ
  • いぼ
  • ほくろ
  • やけど
  • 口唇ヘルペス
  • 皮膚腫瘍
  • 尋常性乾癬(乾癬)
  • 頭皮のかゆみ・フケ
  • 毛孔性苔癬
  • 酒さ
  • 水虫
  • 帯状疱疹
  • 手荒れ
  • 乾燥性湿疹
  • 皮膚カンジダ症
  • いぼ
  • 掌蹠膿疱症
  • 円形脱毛症
  • 薬疹
  • 虫さされ
  • 粉瘤(表皮嚢腫)
  • 巻き爪 など

エキシマライトによる光線治療

なお、当院ではアトピー性皮膚炎や乾癬といった皮膚疾患には、エキシマライトによる光線治療を実施しています。
エキシマライトとは、紫外線照射による治療器のことで、乾癬などの病変部にのみ照射することも可能です。
ちなみに紫外線を用いた皮膚疾患の治療というのは、紀元前から行われています。

エキシマライトはナローバンドUVBなどと比べても輝度が高いのが特徴で、照射時間も短くて済む(1ショットで数秒~数十秒)ことから、迅速な治療が行えますので、患者様の負担もより軽減されるようになります。
乾癬やアトピー性皮膚炎のほかにも、白斑や掌蹠膿疱症といった皮膚疾患でも使用します。
これらの治療には保険が適用されます。

皮膚科でよくみる代表的な疾患

アトピー性皮膚炎

両手・両足や体などにかゆみや湿疹が左右対称で発症、この症状は良くなったり悪くなったりを慢性的に繰り返します。
これがアトピー性皮膚炎です。
この疾患は、皮膚が乾燥しやすい素因(ドライスキン)とアトピー素因(アレルギーを起こしやすい体質)を併せもつ方が発症しやすいと言われています。

初期症状では、粉を吹いたようなかさついた状態が現れ、皮膚の比較的柔らかい部分(首や関節の周囲や耳たぶなど)でよく見られます。
炎症(皮膚炎)の程度は患者様によってそれぞれ異なりますが、症状は全身におよびます。
また年齢によって皮膚症状が変化していくのも特徴のひとつです。

これまでアトピー性皮膚炎は成長するに従って治っていくケースが多かったので小児特有の皮膚疾患と考えらえてきました。
しかし、最近は成人になっても症状が治まらない(慢性化)、さらに症状が悪化したといった患者様も多く見受けられます。
このようなことから、現在では遺伝的な体質、環境要因(ストレスなど)が影響して発症するのではないかと言われるようになりましたが、発症のメカニズムはまだ完全に明らかになってはいません。

治療については、主に薬物療法となります。
具体的には、ステロイド外用薬や保湿剤を使用します。
さらにスキンケアを徹底することで、治癒したような状態までコンディションを整えていきます。
そのほか、補助的に抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬といった内服薬、紫外線療法を用いることもあります。

乾癬

乾癬を発症するとうろこ状の斑点が急激に増えるようになります。
よく現れるのは、皮膚が赤くなって盛り上がり(紅斑)、やがてその表面が銀白色の細かいかさぶたで覆われるようになり、それがやがてフケのように剥がれ落ちていく症状です。

頭部、肘・膝、臀部、下腿などに紅斑ができやすく、大きさや数、形などは様々で、発疹が癒合して大きな病変を形成することもあります。
約半数の患者様にかゆみがみられます。
なお、乾癬のタイプは1つではなく、いくつかの種類があります。
上記のような症状が見られる疾患は尋常性乾癬(そのほか関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、滴状乾癬、重症の汎発性膿疱性乾癬などがある)と呼ばれ、乾癬患者の9割以上が疾患しております。
青壮年期(16~50歳くらい)に発症することが多いのも特徴です。

発症のメカニズムについては、完全に解明されてはいませんが、免疫異常との関係、あるいは遺伝的要因から何か環境要因が加わることで発症することがあるのではと考えられています。
ちなみに感染症ではないので、周囲に感染することはないです。

治療では、ステロイドやビタミンD3などの外用薬の使用、免疫抑制薬などを服用する内服療法が中心ですが、このほかエキシマライトやナローバンドUVBによる紫外線療法が行われることもあります。

円形脱毛症

円形脱毛症は、ある日突然、頭にコイン大ほどの丸いはげ(脱毛斑)が生じる病気です。
ただ、この脱毛斑は、一ヵ所とは限りません。
斑のように多発することもあります。
また、円形脱毛と呼ばれてはいますが、症状は脱毛斑とも限りません。
場合によっては頭全体の毛が抜けたり、全身の毛が抜けたりすることもあります。

これまで円形脱毛症は、精神的ストレスが発症の原因と考えられていました。
しかし最近では、ストレスばかりが要因というわけではなく、遺伝的要因や免疫異常によるものではないかという指摘もあります。

なお、脱毛斑が少ない場合は自然に治るケースがほとんどですが、広範囲に症状が見られる場合は、数年以上にわたって続くこともあります。
ただ毛包の大元になる細胞(幹細胞)は残っていますので、治療を行うことで毛髪が戻る可能性はあります。

治療については、ステロイドなどの外用薬、グリチルリチンなど薬物の服用、脱毛部をドライアイスで冷却する方法など様々ありますが、発症からの期間と脱毛面積などで、治療方針は決定します。

ほくろ・皮膚腫瘍

ほくろ

ほくろは、メラノサイトと呼ばれる色素細胞が皮膚の一部に集まったもので、医学用語では、色素性母斑や母斑細胞性母斑と言われています。
ほとんどは、見た目が気にならなければ放置でかまいませんが、ごく稀に皮膚の悪性腫瘍(悪性黒色腫)だったということもあります。
ただこの場合は、短期間で急拡大したり、色が濃くなったり、色素が周囲の皮膚に染み出してきたりといった症状が現れます。

診断の結果、悪性腫瘍と判断された、あるいはその疑いがあるという場合は、病変を手術で取り切ります。
また、悪性腫瘍でなくても希望すれば、ほくろは切除が可能です。
手術のほか、炭酸ガスレーザーによる除去も可能です。
なお、このレーザー光は、水によく吸収される特性があり、組織への侵襲(ダメージ)が少ないので、出血をあまりすることなく除去することができます。
また傷痕も残りにくい治療法で、局所麻酔を行いますので痛みは軽減されます。

皮膚腫瘍

皮膚組織の一部が病的に変化し、増殖したものが皮膚腫瘍です。
良性と悪性に分けられますが、良性腫瘍は増殖が緩やかな場合が多いので生命をおびやかすようなことはありません。
悪性腫瘍は、いわゆるがんということになりますが、近くの組織に進入したり、遠隔転移して増え続けたりしていき、生命にも影響してきます。
中には、ほくろやしみなどと区別がつきにくい皮膚がん(悪性黒色腫など)もありますので、皮膚に気になる異変が生じるようなら、お早めにご相談ください。

帯状疱疹

水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスの感染によって発症します。
1度かかると免疫力がつくので再発することはほとんどありません。

水痘帯状疱疹ウイルス(ヒトヘルペスウイルス)に感染することで発症するのが水ぼうそうですが、その際に生じる発疹などの症状は一週間ほどで治ります。
ただし、侵入したウイルスは体外に放出されず、体内の感覚神経節に長い場合は何十年も潜伏し続けます。
その後、身体の免疫力が低下(過労、ストレス、免疫を抑制する薬の服用、加齢など)したときにそのウイルスが再び活性化し、様々な症状を引き起こすようになります。これが帯状疱疹です。

症状はチクチクした痛みや皮膚の違和感から始まり、しばらくするとその部分が赤い斑点になり、やがて帯状の水ぶくれになって、神経痛のような強い痛みを伴うようになります。
痛みは水ぶくれが治る頃に消えますが、その後も長期間にわたってピリピリするようなしつこい痛みが残ることがあります。
これが「帯状疱疹後神経痛」です。

治療は主に抗ウイルス薬の服用になります。
痛みがあれば、消炎鎮痛剤や神経障害性疼痛治療薬を服用します。
およそ3週間で皮膚の症状は落ち着きますが、痛みが残る場合があります。
そのような場合は、長期的に痛み止めが必要になることがあります。

にきび

医学的には尋常性ざ瘡と呼ばれる皮膚疾患で、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりが原因で起きるのがにきびです。

過剰に分泌された皮脂は毛穴に溜まっていると、面皰(めんぽう)という状態になります。
それを栄養源にして、にきびの元となるにきび菌(アクネ菌)は増殖していき、やがて膿を含んだ赤いブツブツができるようになるのですが、これがにきびです。
治りにくいので、この症状をさらに悪化させると痕が残ったりします。
にきびは、顔、胸、背中といった皮脂の分泌が多い部位でよく見られます。

にきび発生の原因には、ホルモンの乱れやストレス、乾燥肌、毛穴の汚れ、アクネ菌の繁殖、睡眠不足などが言われますが、発症のメカニズムまではまだ解明されていません。
なお、にきびは成人になっても不規則な生活などが続くと症状が出やすくなるので注意が必要です。

治療では、外用薬、抗生物質、漢方薬などの内服薬、ケミカルピーリング(酸性の薬剤を塗布し、古い角質や毛穴に詰まった角栓老廃物などを溶かして除去する治療法)、面皰圧出(針で患部に穴を開けて出口をつくり、毛穴に溜まっている皮脂を押し出す方法)などがありますが、症状の度合いなどから適切な治療法が選択されます。

じんましん

皮膚の一部が突然赤くなって盛り上がり、強いかゆみも現れます。
しかし、時間が経過するとこれらの症状は消えてなくなるのがじんましんです。
発症する原因として、アレルギー性、もしくは非アレルギー性の2つに分けることができますが、原因が特定できないこともあり、この場合は特発性じんましんと診断されます。
じんましんの原因には様々なものがありますが、一つのじんましんにいくつかの原因が関係したり、同じ人に2タイプ以上のじんましんが現れることもあります。
じんましんの原因は必ずしも明確にはされていませんが、そのなかでも原因が比較的はっきりしているものに、物理性じんましん、コリン性じんましん、アレルギー性じんましん、イントレランス、血管性浮腫があります。

大船まえだ皮膚科
診療科目 皮膚科・アレルギー科・小児皮膚科・美容皮膚科
住所 〒247-0056
神奈川県鎌倉市大船4-17-17 
メディカルプラザ鎌倉大船
電話 0467-43-1112
アクセス
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  • 大船駅からバス「小坂小学校前」バス停より徒歩1分
診療時間 日祝
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